ハザードマップでプチ節約 ~火災保険の加入~
住宅ローンを利用して新築すると銀行では火災保険の加入を義務付けしてまいります。銀行によっては返済年数と同期間の保険加入が求められるため、35年ローンの場合は35年の長期保険に加入しなければなりません。また、単年契約で自動更新して毎年支払うものもある。ただし単年契約の多くの場合は、銀行が販売する火災保険商品であれば単年契約を認めているケースが多い。つまり銀行が管理できるのであれば単年契約でも例外的に認めますよということである。
だいたいの保険会社の保険プランは似たり寄ったりで6つの補償、5つの補償、4つの補償など色々なプランを選択することが可能になってる。補償の多いプランになればなるほど保険料は高額だ。
お金に余裕のある方は問題ないが、ローンを組んでいて予算がギリギリですよというお客様は結構多い。そういった場合に削られがちなのが火災保険料だ。保険料をなるべく安くしたい一心で、補償の少ないプランに加入するケースが考えられる。
保険料を安くしたいのであれば、自然災害系のプランを外せば大幅に保険料を抑えることができるが、ここ最近の自然災害といったらどうだろう。台風を筆頭に、竜巻、地震、そして台風でもないのに局地的大雨やその影響による洪水、土砂災害など自然災害系の被害報道が後を絶たず、そういったリスクを補うために、結局は高額な火災保険のプランに加入しなければならないというのが現状である。
そこで重宝するのが各市町村で発行しているハザードマップだ。ハザードマップを100%鵜呑みにすることは危険だが、例えば洪水の可能性があるのか、自分の家は海抜何メートルなのかなど、自分の住まいエリアの情報を確認し、洪水の可能性が少ないから水災プランを外すなどの自己判断ができる。ただし、これらの判断は自己責任によるものになるので、管理人にあとから文句言われても困るが、こういう小さなことから費用を抑える発想を増やすと、いろいろと節約できるのではないでしょうか。
大事なことなので2回いいますよ?
くれぐれも自己責任で!
ハザードマップを確認するには国土交通省から便利なサイトが用意されているので、下記のリンクから確認してみよう。
●関連情報
窓ガラスが割れていた!入ってよかった火災保険!
地方公共団体が実施している 融資・補助等の支援制度
被災住宅復旧のための資金の融資について
国土交通省ハザードマップポータルサイト
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