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2014年12月29日 (月)

エアコンの使い方を工夫しよう

住宅の性能にも左右されますが、断熱性能の高い住宅でエアコンを使う場合には、基本的に24時間連続稼働が建物にも電気代にもメリットがあります

◎エアコン暖房のフル稼働は電気代の無駄
エアコン暖房は、設定した温度に上がるまではフル稼働するため、その間一番電気代がかかります。設定温度になるまではフル稼働で電気代を消費するのはしょうがないことですが、このフル稼働を何度もさせる行為は、電気代が割高になってしまいます。フル稼働は機械にもよりますが、だいたい2,000ワット程度の電力を常に使用しています。

◎エアコンは自動運転が一番電気代がかからない?
前述したように、設定した室内温度に上げる間がいちばん電気を使います。つまり、設定温度になってしまってからはフル稼働するわけではないので、電気代はあまりかかりません。
自動運転機能は、室温が設定温度になるまでは強風運転し、その後は微風運転しながら効率が良い運転を行ってくれるため、自動運転が一番電気代をかけない効率的な運転方法ということになります。

◎こまめなスイッチのオン・オフは逆効果
エアコンで暖房を使う際、部屋が暖かくなったらスイッチを切り、また寒くなったらスイッチを入れるといったこまめなスイッチのオン・オフは逆に電気代が高くなってしまいます。
上記に述べたように、エアコンは設定温度まで室温を上げるためにフル稼働するのが一番電気を消費します。

◎こまめにフィルター掃除をしよう!
エアコンのフィルターが詰まってしまうと性能が落ち、余計な電気代がかかりますので、2週間に1度はフィルターのお手入れをしましょう。

◎室外機周りもチェックしましょう
室外機周りに物を置くとエアコン効率が落ちてしまいます。また、雪が多い地域では、雪が室外機周りに積もってしまったり、室外機に雪が吸い込まれてしまい効率が落ちてしまわないよう、雪対策もしていきましょう(防雪フードや架台などの専用品を販売している工務店もあります)

◎自動運転で24時間暖房が望ましい理由
高気密高断熱住宅においては、熱の損失量が少ないため、連続稼働で室温をキープさせ、エアコンをフル稼働させないことが電気代の節約になります。
また、建物全体に温度差が少なくなると湿度管理が行き届き、結露の発生を抑制します。結露の発生が抑えられることによって、建物全体にも優しいということになります。結露が発生すると内部結露などにより断熱材の断熱効果が無くなり、数年で断熱性能のない家になってしまいます。
つまり、24時間連続稼働は建物にも電気代にも優しいということになります。


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