フラット35のほうが多く借りられる!
フラット35と一般銀行のローンのおおまかな違いについては数日前に記事にしました。
こちらを参考にしてください >>> フラット35と一般銀行ローンでは何が違うのか?
商品の内容としては、上記の記事を参考にしてもらえれば結構なのですが、いざ本審査前の事前審査なり、仮審査なりをしたとき、フラット35と一般銀行ローンでは借入額に差がでるのをご存じでしょうか?
同じローンなのに、なぜ借入額が違うのか?
それはフラット35と一般銀行ローンでは審査金利が違うからです
ざっくりした説明となりますが、フラット35の審査金利は今現在のフラット35の金利で審査します。たとえば、事前審査が2014年12月だとしたら、2014年12月の金利である1.56%で審査をします。そして月をまたいで2015年1月に正式審査を提出したとしたら1.47%で審査します。つまり、フラット35は審査する月の金利が審査金利となることを理解しておいてください。
対して銀行のプロパーローン(銀行独自のローン)はというと、審査金利が4%であると言われています。ただし、実際に貸し出すのはその商品の金利を適用しています。
この差がどの程度違うのか次の表を確認してください
金利 | 借入額 | |
---|---|---|
2015年1月のフラット金利 | 1.47% | 2,871万円 |
参考例その1 | 2.00% | 2,641万円 |
参考例その2 | 3.00% | 2,273万円 |
一般銀行の審査金利 | 4.00% | 1,976万円 |
上記表の計算サンプル例:年収350万円・借入期間35年・返済負担率30%で算出
どこの銀行でもどのローンでも借入希望額に届くよという年収の多い方は別として、年収が国民の平均的収入である場合、一般銀行ローンでは希望額に届かない場合がある。別に無理して借入額を多くする必要はないが、あと少し足りないなどの場合はフラット35を利用すると借入額をより多く引き出すことができる。
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