自営業のマイホームは計画的に!
サラリーマンと自営業の方では、ローンの審査に大きなハンデがあります。
融資は、安定的な収入があり継続的に返済してもらえるかという基本的な判断基準のもとに貸し出されます。
一般銀行では無理だが、フラット35ではサラリーマンの転職間もない申込みであっても1か月分の給与を割戻して年収換算することによって審査することはできるが、自営業の場合は脱サラしてすぐの申込みは絶対にアウトである。
つまり、サラリーマンの収入は予測できるが、自営業の収入は予測の判定が難しいとされ、自営業の方の査定は厳しくなるのが一般的です。
そこで、自営業者である個人事業主の方がマイホーム計画するのであれば、下記をご覧の上、しっかりとした計画をするよう心がけよう。
1. 所得をしっかり出す
住宅ローンは過去3年分の所得を見て判断するのが常識です。住宅ローンを考える場合は、3年間はしっかりと所得を出す努力をしよう。つまり、損益計算書でしっかりと所得が出るようにすること。所得は多いに越したことはありません。無駄な経費の支出をなるべく抑え、夢のマイホーム計画への一歩としましょう。
2. 手持ち資金である頭金を増やす
融資率が9割を超える申込みは、審査が慎重であると言われています。フラット35でも10割融資が可能ですが、属性のいいお客様でなければ審査が厳しめになったりします。できるだけ頭金を準備して、融資額を減らすことを考慮しましょう。また、ある程度の現金がなければならない理由として、マイホームを建てる際には、融資対象外の支出もあったりしますので、頭金の準備や手持ち資金は非常に大切です。
3. 不要なクレジットカードは解約する
自動車ローンやリボ払い、携帯電話の機種代金の分割支払いなど他の借り入れは、返済負担率に関わってきます。また、カードに付帯しているキャッシング等を利用したことがある場合は、いいイメージがありません。金融機関の審査の際、マイナス査定になる場合もありますので注意しよう。なお、借入金額によっては、カード解約の条件につくこともありますので、不要なクレジットカードは事前に解約してから申し込みましょう。
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