定年までに返済できる資金計画をしよう
住宅ローンを返済していく人の生活は変わるものです。子供の成長に伴う支出の増加など、1年1年歳を重ねるごとに収入や支出が変化していくものです。お勤め先の収益悪化による収入の減少で返済が困難になったり、病気になったりと様々なリスクがあることを十分に認識しておく必要があります。
子供のいる方、将来的に子供を作ることを検討している人の場合、公立の学校へいくのか私立の学校へいくのかで将来に係る教育費の負担がかわってきます。
住んでいる地域や進学コース、親の教育方針などにより違いはでてきますが、幼稚園から大学まですべて公立の学校に通ったとしても、1人あたり1,350万円前後の支出が発生します。高校や大学を私立でとなると2,000万円を超える費用がかかる場合もあります。
会社の業績悪化は、一人で改善していくことはなかなか難しいので割愛しますが、病気になった時のリスク回避等も十分検討しておく必要があるでしょう。生命保険の見直しを親身に相談してくれる保険屋さんの知り合いがいるといいですね。
返済年数もしっかりとした計画をしておくべきでしょう。最近はなんでもかんでも35年ローンで借りる方がいらっしゃいますが、60歳を超えて働き続けることができればいいのですが、退職勧奨されたり、リストラされたりするリスクを考えると、60歳になるまでには返済を完了されておきたいところです。
そこで考えたいのが繰上返済です。繰上返済には繰上げ後の返済額を変えずに返済期間を短くする「期間短縮型」と、繰上げ後の残りの期間を変えずに返済額を減額する「返済額軽減型」があります。
どちらも、繰上返済した資金はローンの元金部分に充当され、その元金に対応する利息部分の支払いがなくなります。繰上返済をすることで、総返済額を減らすことができます。
利息の軽減効果としては「期間短縮型」のほうが大きいので、毎月の返済を特段変更しなくていいなら「期間短縮型」を選択いただくほうがいいでしょう。対して毎月の返済にあまり余裕が場合は「返済額軽減型」を選択すべきでしょう。
フラット35の繰り上げ返済は、住・My Noteを利用していただくことで10万円以上から返済することができ、繰上げ返済は何度でも手数料無料で対応しています。
是非、将来を見据えたローン計画を立ててください
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