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2015年1月 2日 (金)

フラット35と一般銀行ローンでは何が違うのか?

◎フラット35とは
融資元:住宅金融支援機構が融資を行うが、窓口は銀行やモーゲージバンク
団  信:任意でOK。つまり、加入してもしなくてもいい
保証料:不要
繰上返済:手数料不要
建 物:第三者検査機関による現場検査が必ずあり、設計検査・中間検査・竣工検査の3段階でチェックする。現場に不備がある建物は適合にならないため、工務店はしっかりとした建物作りをしなければならない。住宅金融支援機構の技術基準に合致した建物となるため安心した建物が完成することになる。

◎フラット35Sとは
基本的には上記と一緒ですが、フラット35Sは、耐震性・省エネ性・バリアフリー性・可変性の
いずれかでフラット35よりも高い基準の家づくりでなければ利用できない。
このフラット35Sを利用することによって、金利引下げが適用になる。

◎フラット35Sによる金利引下げ
フラット35Sにも2種類あり、AプランとBプランがある。Aプランは当初10年間0.3%金利引下げで、Bプランは当初5年間0.3%金利引下げとなっている。
国の施策によっては、引下げが拡大する場合もあるので、こちらを参照してみてください。
経済対策によるフラット35Sの金利引き下げは0.6%か!?
フラット35Sの0.6%金利引き下げの適用時期は?

◎一般銀行ローンとは
融資元:一般銀行
団 信:込みのところが多いので、団信に加入できないとローンは利用できない
保証料:別途定めによる
繰上返済:手数料は必要なところが多い
建 物:住宅金融支援機構のような第三者検査機関による現場検査はない

◎フラット35を使う場合は工務店にお知らせを!
住宅ローンはおもに「フラット35」と「一般銀行ローン」の2種類となりますが、もしフラット35をご利用の場合は、工務店に対してフラット35を利用しますと正しく伝えてあげてください。
なぜなら、上記にも記載しているようにフラット35を利用すると第三者検査機関による現場検査が必要になります。この検査は設計段階からの検査が必要となり、着工前に申請することが基本となっております。最終的には、竣工済み特例といって竣工後でも検査することはできるのですが、竣工済み特例を利用できないケースもあります。
必ずフラット35の「適合証明書」の発行手続きを工務店に依頼してください。

こちらも参照ください

やばい!適合証明書の手続き忘れちゃった(その1)

やばい!適合証明書の手続き忘れちゃった(その2)


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