マイホーム完成前にもリスクはある ~短期団信~
マイホームが着工になってから、竣工するまでというのは結構な期間がかかるものです
着工してから3カ月程度が一般的かもしれませんが、建物が大きくなればそれだけ期間は長くなってしまうものです
請負契約をすると、着手金や中間金の支払時期を明記し、手持ち金がないようであれば、つなぎ融資を利用して工務店へ支払う流れとなります
では、この「つなぎ融資」を支払った時点で、不慮の事故があったことを想定してみよう!
●団信はいつから有効か
住宅ローンを利用する場合、フラット35の団信は任意加入なので加入しない方もいるでしょうが、一般銀行の住宅ローンは団体信用生命保険(団信)がセットになっているものが多いので、加入される方のほうが多いでしょう
団信は、債務者が亡くなったり高度障害になったりした場合、生命保険で住宅ローンを返済してくれる保険商品で、住宅ローンを借りると同時に保険料を払い込み、その時点から保険が有効になります
つまり、融資実行後の保険なので、つなぎ融資を使った時点では団信保険は付保されていないので、この時点で亡くなられると補償はされません
●そこで短期団信の出番
建築中の死亡リスクは少なからずあります
3カ月間、死なずに生きれるという保証は絶対にありません
可能性の話になってしまうのですが、やはり死亡に対するリスクというのは存在することになるので、建築中のリスク対策はしっかりしておくべきでしょう
そこで短期団信という商品を検討してみよう
今の短期団信は、昔と違って充実されており、つなぎ融資と工事請負代金の未払い分を対象に加入できる商品があり、万が一のことがあっても遺族が住宅を持つことができ、かつ、保障期間が短いので保険料も安いというのが売りです
建築中であっても遺族が家を持つことができ、かつ、その後のローン負担はないというメリットがあるので、短い期間ですがリスクを補う保険として検討されてみるといいでしょう
●短期団信の取り扱い
ブログランキングに参加しています
応援いただけると励みになります
●関連情報
| 固定リンク
「フラット35」カテゴリの記事
- 借換ローンはフラット35Sの対象になるか?(2019.10.11)
- 転職したけどフラット35の申込はできる?(2019.10.10)
- 住宅金融支援機構や住宅金融公庫を名乗る不審な連絡にご注意を!(2019.10.08)
- 令和元年分「融資額残高証明書」の発行について(2019.10.04)
- フラット50の融資率が9割へ引き上げに!(2019.10.07)
コメント