平成27年5月分から平成28年4月分までの再生可能エネルギー発電促進賦課金が値上げ!
平成27年5月分から平成28年4月分までの1年間の再生可能エネルギー発電促進賦課金が1.58円/kWhとなった
前年の0.75円/kWhだったものから0.83円/kWhの値上げ幅となり、倍以上の値上げだ
これは使用した電気の量(kWh)に対して発生するもので、全国統一の価格である
●毎月250kWh使っている一般的な家庭の場合
・値上げ前
250kWh×12か月×0.75円=2,250円
・値上げ後
250kWh×12か月×1.58円=4,740円
●蓄熱暖房機のオール電化住宅の家庭の場合(例として管理人の使用電力量)
管理人の住宅は典型的なオール電化住宅で、過去1年間の電力使用量は約13,500kWhだった
・値上げ前
13,500kWh×0.75円=10,125円
・値上げ後
13,500kWh×1.58円=21,330円
結構な金額になりますよね
蓄熱暖房機を使った典型的なオール電化住宅だと、かなりの痛手になります
さらには、2015年4月から北海道電力管内の電気料金は通常の値上げ幅に戻るため、負担がより大きくなります
4月以降は、蓄熱暖房機の使用電力量も少なくなるため、値上げがあまり目立たないかもしれませんが、確実に家計に響いてきます
管理人と一緒に、そろそろ節電対策をしてみませんか?
●再生可能エネルギー発電促進賦課金の概要
再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づいて制定され、太陽光、風力、バイオマスなどの自然の力を利用した再生可能エネルギーによって発電された電気を、一定の期間・価格で電力会社が買取する制度として平成24年7月1日から開始されたものである
電力会社が買取に要した費用は、社会全体で再生可能エネルギーを普及・拡大させていくため、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」として、電気をご使用になる全てのお客様が負担するものとなっている
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