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2015年3月30日 (月)

固定金利期間選択型の住宅ローンとは

住宅ローンには、大きく分けて「固定金利」「変動金利」「固定金利期間選択型」の3種類があります

本サイトで大きく取り上げているフラット35は「固定金利」で、一般銀行では「変動金利」と「固定金利期間選択型」を主力商品として提供しています




●固定金利期間選択型住宅ローンとは

このローンは、借入当初に「3年固定」や「5年固定」、「10年固定」等の優遇された金利を選択し、選択した期間内は安い金利で返済していき、固定金利期間終了後は変動金利になるローンをいいます。「10年固定」を最初に選択したとすると、10年後には変動金利になります。

ただし、固定金利期間が終了すると、再度固定金利にするか、変動金利のままで返済していくかの2択になるのですが、再度固定金利にする場合、ほとんどの銀行において優遇幅が下がってしまうため、選択した固定金利は上がることになります。

つまり、借入当初と同じ期間の固定金利を選択しても、金利は上がっているという事です

●管理人も当初はこのローンを利用

管理人も当初はこのローンを利用していました。管理人が建てた当時のフラット35は金利が高く、月々の返済額を考えると、当初何年かだけでも支払額が低い水準でキープではればと考えていました

実際には当初3年間を金利1.0%で借り3年経過後は再度固定金利3年を選択金利2.2%で支払っていくことになりました

見てお分かりの通り、同じ3年固定でも1.2%も金利が上がるのです

いろいろな銀行があるので、管理人と同じような金利の上げ幅ではないとは思いますが、「固定金利期間選択型」というローンも、「変動金利」と同様に先の読めないローン商品となっています

●将来の返済に不安を残すか、安定を求めるか
借入当初は優遇された金利を提示され、月々の返済額も今支払っているアパート代と遜色ないという理由で、「変動金利」や「固定金利期間選択型」を利用する方が多いですが、このローンは、実際に管理人の経験談にもあるように、金利の上げ幅が予想できないため、先の読めないローンになっています。

対して、フラット35はローンを借りた当初から支払額が固定され、将来に渡って返済額が変わらない先の読めるローンです

どちらを選択するかは、みなさん次第!


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