金利が上がった時の審査の注意点
フラット35の審査は、事前審査をしてから正式審査へ進む2段階の審査形式が一般的です
2015年2月まで、フラット35の金利は下がり続けていましたので、事前審査も正式審査も特段問題なくスムーズに審査が行われていたと思います
しかし、金利が上がった時の審査の場合は少し注意が必要です
それは返済負担率ギリギリで事前審査申込をされた方で、翌月に正式申込みをするという場合です
事前審査は安い金利で審査しているので、返済負担率の範囲内ギリギリで事前承認がされ、いざ翌月に正式審査をするとき、事前承認されたそのままの借入希望額で申込をすると、返済負担率オーバーということになってしまうことになります
フラット35は審査テーブルに乗せなければいけませんので、そういう小さな部分もしっかり確認してから申込みするようにしましょう
●2015年3月に事前申込の承認後、4月に正式申込みする方
※年収450万円、35年返済、9割融資、返済負担率上限MAXで計算
年 月 | 金 利 | 最大借入額 |
2015年3月 | 1.47% | 4,307万円 |
2015年4月 | 1.54% | 4,259万円 |
また、2015年3月の審査は平成25年分の年収で審査しますが、2015年4月の審査は平成26年分の年収で審査するところも注意が必要です
ここ2か月、金利が上がっているのでくれぐれも注意してくださいね
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