無視できない!海外マネーが長期金利に影響を!
今日の日本経済新聞にちょっと気になる記事が書いてありました
●かいつまんで書くとこんな感じ・・・
日本国債への海外マネーの流入が加速している
世界的に金利が低下する中、欧州では国債のマイナス金利が定着し、相対的に金利が高い日本国債を買う動きが強まっている
異次元緩和の一環としてマネーを供給するために大量に国債を買い入れている日銀を除けば、外国人投資家が日本国債の最大の買い手となっている
短期売買が主流の外国勢が増えたことで、金利の変動率が高まる恐れがあり、物価上昇率が高まり国債の買い入れが縮小されると「買い手となっている外国勢が売りに転じてマネーが逆流し、金利上昇につながる可能性がある」と指摘されている
と、まぁこんな感じのニュースです
お金持ちの投資家のことですから、資産の分散管理として通貨の分散や不動産購入、そして国債の買入等をしてリスク回避しているのでしょうね
リスク回避の手段として欧州国債のマイナス金利もやむなしだったのでしょうが、比較的安全な日本の国債がプラス金利なので触手が迫ってきたというところでしょうか
ということは、短期売買が主流とはいえ、外国勢の買い手が増えることで需要が高まり、黙っててもといっては語弊がありますが、金利を上げなくても国債が売れるという状況となります
つまり、金利上昇の材料が薄いということになりますね
ただし、短期売買が主流の外国勢ですから、売りも早いとなると金利変動は確かに激しいのかなと思います
思い起こせば、2014年までは比較的緩やかな上下動だったものが、ここ最近は激しい上下動になる傾向があるので、外国勢の投資家による影響は結構強いものなのかなという感じがしております
と、まぁあまり難しいことはさておき、とりあえず管理人は日々の長期金利の動向に注目し、目立つ動きがあったら皆様に素早くお伝えしていきたいと思いますので今後ともご愛読いただければと思います
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