2015年6月のフラット35金利予想
2015年5月のフラット35の金利は2か月ぶりに下がりました
あの2015年2月の金利には及ばないまでも
過去2番目に低い金利を記録
フラット35の魅力はまだまだ薄れない
そう感じさせるような金利となりました
しかし
この低金利の時代の中でも、2015年に入ってからのフラット35の金利は上昇と下落を繰り返す・・・まさに金利の戦国時代
下がったと一喜一憂していても、次の月まで維持できるかどうかは知る由もないといったところ・・・・
そんな中、フラット35の金利の指標ともなっている「長期金利」が、5月に入ってから非常に激しい動きを見せております・・・
低金利を望む我々にとって、まったくよろしくない方向に突き進んでおります!
管理人は、長期金利の動きが顕著であるときに記事を書くようにしているのですが、その回数が最近は増えました
5月の金利予想その2の記事あたりから既に5本の記事に達しています
2015/04/22
・タイミングよく大台にのった長期金利 ~2015年4月下旬~
2015/04/24
・無視できない!海外マネーが長期金利に影響を!
2015/04/27
・持続できるか!?長期金利が0.2%台に再突入!
2015/05/01
・5月売り(Sell in May)の影響か!?長期金利に異変が! ~2015年5月上旬~
2015/05/07
・5月売りが連休明けで加速!長期金利は一時0.435%に! ~2015年5月上旬~
4月22日は長期金利が下がって0.300%の大台に乗り、そして4月27日には大台を突破し0.2%台に突入
流れは我々にある
そう思っていました
しかし、4月24日に海外勢による短期売買の危険性について記事にしましたが、それが5月に入ると顕著に現れはじめ、5月1日の記事で書いた「5月売り」という海外勢の儀式的な売りも重なり、長期金利が急激な上昇をみせています
と、ここまでが本日現在までのおさらいとなります
さて、では本題のフラット35の6月金利はどうなるか!!
既に察しが付いているとは思いますが、現状の長期金利の状態から推測すると6月のフラット35の金利は、残念ながら上がる・・・としか言えないでしょう
今月の金利予想その2の発表は5月21日か22日の予定で、その時にはもっと正確な金利予想をお伝えできる予定ですが、現在の長期金利を受け、あえて予想金利を申し上げると6月のフラット35の金利は9割融資で1.56%~1.60%程度になるのではと考えられます
ただし、まだ長期金利が下がる可能性は残されています
海外勢による利益確定の5月売りがあるのなら、当然ながら買い戻しも期待できるはずです
5月売りの影響で金利が上がったということは、国債を買う魅力も増えたということにもなります。今すぐにでも買いが戻れば、6月の金利は期待できるかもしれないのですが、はたしてどんな動きを見せてくれるのか・・・まだまだ注視していかなければなりません!
この情報は予想ですので、くれぐれも自己責任においてご利用ください。
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コメント
初めまして!
とても勉強になる記事ばかりで参考にさせていただいています。
フラット35sで5月融資かそもそも変動金利かで悩んでいます。
メーカーには9割がた変動金利の人が多いと言われてますます悩みます。
その辺のお考えいかがでしょうか?
投稿: スマイ | 2015年5月 9日 (土) 20時16分
スマイ様、コメントありがとうございます。
さて、固定金利か変動金利かの選択は非常に悩むところですよね。
最終的に、どちらが正しい返済方法だったのかは、返済終了後の総支払額を比べるしかないのですが、残念ながら変動金利の総支払額は支払い完了まで読むことができません。対して固定金利のフラット35は総支払額を読むことができます。
読めるものを選択するか、読めないけど安く返済できる可能性を選択するのかという話になります。
管理人的には、今月5月の融資実行が可能なのであれば、フラット35の金利は安いですし、かつ、フラット35Sの住宅であればそこから0.6%の引き下げが10年もしくは5年あるのですから、変動金利と遜色ないレベルで返済でき、しかも返済額が読めるという利点がありますから、フラット35にしたほうがよさそうな気がいたします。
ただし、管理人はフラット35押しのサイト運営をしているため、このような回答になるのだと思いますので、最終的にはスマイ様のご判断に委ねるしかないというのが正直なところです。
最後になりますが、メーカーのいう9割方変動金利を選択しているというのは、確かにそのとおりのようです。しかし、そもそもフラット35の認知度が2割程度しかないと言う事実もあり、当サイトのタイトルにもなっている住宅ローン素人の方は、選択の余地がないままメーカーのいうとおり変動金利に走っているのかもしれませんね。
投稿: 管理人 | 2015年5月 9日 (土) 20時53分
ご意見ありがとうございます!
そもそも認知度が低いんですね!
そうなんです、0.6%優遇がなかったら変動にしてると思うんですけどね(^_^;)
フラットは団信料や保証料もかかり、変動は組み込まれてかつ保証料もない銀行なので〜と言われると揺れますね。。安心料を買うか、目の前のお得感を買うかですよね。
たくさんの人が変動金利を借りているので、金利をあげたら破綻する人も続出してしまうため、日銀もそこまでしないです〜と説明を受けました。笑
金利は今後答えもハッキリ言えないから悩んでも正しい答えは出ないのは分かっているのですが…優柔不断でして。。
10年間はフラットの金利優遇で借りて、そこからはその時の変動金利みて借換か?とか色々考えてしまいますね。
投稿: スマイ | 2015年5月 9日 (土) 21時46分
スマイ様へ
団信料と保証料はこんな感じになります
●フラット35
団信料 → 必要
保証料 → 不要
●銀行の変動金利
団信料 → 金利込みのため不要
保証料 → 必要な場合が多い
上記にように、フラット35は保証料なしとなっています。対して銀行は保証料を必要とするところが多いのですが、最近は保証料不要なところもありますので、諸費用的には銀行の変動金利が優れているかもしれませんね。
投稿: 管理人 | 2015年5月 9日 (土) 22時20分