PM2.5よりも怖いPM0.5の対策が必要
この時期になると中国から黄砂が飛んできて、天気がいいのに洗濯物を外で干せないなど、とっても迷惑ですよね
その他にも深刻化する中国の大気汚染問題による「PM2.5」、更には心臓など循環器系で疾患を引き起こす危険性のある微小粒子状物質として「PM0.5」の存在も確認されています
●マイクロメートルとは
スギ花粉が約30マイクロメートル(1マイクロメートルは1千分の1ミリ)、黄砂が約4~7マイクロメートルとされるので、「PM2.5」や「PM0.5」はかなり小さな物質ということになります
「PM0.5」は直径が0.5マイクロメートルと「PM2.5」よりもさらに粒子が細かく、人体に与えるリスクは「PM2.5」より大きいとわれています
●PM2.5の危険性
人体は呼吸時に大気中に含まれる異物を除去する機能があるのですが、直径が7.0マイクロメートルの「PM7.0」より小さい微小粒子状物質は鼻腔をそのまま通過するので、「PM2.5」は気管に入り、急性気管支炎や喘息など呼吸器系の疾患を引き起こします
●PM0.5の危険性
そして0.5マイクロメートルと超微粒の「PM0.5」は肺の内部の気管支を通り抜け、血液中の二酸化炭素を酸素に交換する肺胞にまで侵入し、その後、血液に流入し心臓や弁などに障害を与えることが懸念されています
●建物での対策は
最近の建物は建築基準法により24時間換気システムの設置が義務化されています。外から新しい空気を室内へ給気し、室内の汚れた空気を外へ排気するのですが、その給気と排気のいずれかを機械で行うか、またはどちらも機械で行う換気方法になっている
注目すべきは外から新しい空気を取り込む「給気」です
●問題は給気
給気は外の空気を室内に取り込むわけですから、何も対策されていなければ前述の「PM2.5」や「PM0.5」が室内に入り込んでくることになります。給気の際に室内に入り込んでくるのを防止するような「24時間換気システム」が必要と思われます
ただ、そのような微粒子まで取り除くものになると、それに対応した微粒子用のフィルターを使用することになると思います。そうなるとフィルターのメンテナンスが必要になってきますので、フィルター交換等の定期的なメンテナンスをしてくれるような工務店選びも重要になってくるでしょうね
●既に建っちゃった建物はどうすればいいの?
これは管理人もいろいろ考えてはいるのですが、24時間換気システムで「PM0.5」の対策がされていなければ、当然室内に入り込んでくるので室内側でなんとかしなければなりません
そこで、管理人はこれを買ってみようかなって思っています
まだ購入していないので効果の程は不明ですが、製品紹介を見る限りいいものではないかと思っておりますので、購入したら報告したいなと思っております
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コメント
初めて訪問しました。
PM0.5恐ろしいですね。
存在も知りませんでした。
うちにも24時間換気の換気扇がついています。
何もフィルターなどないでしょうから、0.5は当然として、2.5も花粉も黄砂もガンガン入ってきているでしょうね。
何も考えずに生活していましたが、怖くなったので何か対策を考えてみようと思います。
情報ありがとうございました。
※管理人より:一部コメントを修正させていただきました
投稿: ようじ | 2015年5月 6日 (水) 16時39分
ようじ様、コメントありがとうございます。
管理人もPM0.5はつい最近知ったばかりで、どのような対策がベストか探っているところです。
いい情報があったら、こちらも知りたいくらいですね~
投稿: 管理人 | 2015年5月 6日 (水) 17時08分