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2015年5月25日 (月)

火災警報器の設置と点検を忘れずに!~電池の寿命は10年~

平成18年6月1日以降に建てる新築物件については、消防法により火災警報器の設置が義務化されています

また、既存住宅については市町村の条例により定められているところですが、消防法の規定により平成20年6月1日から平成23年6月1日の間に設置が義務化となっていることから、すべての住宅に対し設置が義務化されていることになります


●火災警報器の点検の仕方
住宅用火災警報器は、電池が切れると作動しなくなるため、定期的に点検することが必要です。電池式のものは寿命が10年であることが多いため、平成18年に設置した方であれば、まもなく10年を迎えることになるので、しっかり点検する必要がある

点検の仕方は機種によって違ってきますが、「点検ひも」を引っ張ってみたり、「点検ボタン」を押して動作確認する方法が一般的です。念のため設置されている機械の取扱説明書を確認の上、動作確認をするといいでしょう

●動作確認して動かなかった場合
動作確認をして動かない場合は、故障もしくは電池切れの可能性があります。電池切れと判明した火災警報器が設置から10年以上経過している場合は、内部の電子機器の劣化が進んでいる可能性があるので、念のため本体の交換をしたほうがいいでしょう

●交換の際の注意点
代表的な住宅用火災警報器は、大きく分けて2種類の機械があります

★煙式(光電式) 設置場所・・・寝室・階段室・台所など
煙が住宅用火災警報器に入ると音や音声で火災の発生を知らせます
※消防法令で寝室や階段室に設置が義務付けられているのは煙を感知する(煙式)住宅用火災警報器です

★熱式(定温式) 設置場所・・・台所・車庫など
住宅用火災警報器の周辺温度が一定の温度に達すると音や音声で火災の発生を知らせます
※台所や車庫などで、大量の煙や湯気が対流する場所等に適しています

●火災警報器の電源
電源については、電池を使うものや家庭用電源を使ってコンセントに差し込むものがあります。電池式の火災警報器は寿命が10年のものが多い。

●火災警報器の設置場所と警報音
火災警報器は、天井に設置するタイプや壁掛けタイプがあります。警報音は、単独で警報を鳴らすタイプや、連動してすべての火災警報器から音が鳴るタイプのものもあります

交換する場合は、自分の火災警報器がどのタイプなのかをしっかり確認の上、設置するようにしましょう

平成26年4月1日以降の火災警報器には、「型式適合検定に合格したものである旨の表示」ということで合格の表示がされていますので、こちらも確認するようにしよう

●購入場所
一番いいのは建ててもらった工務店等に依頼するのが一番なのですが、自分で用意することも可能です。ホームセンター等で普通に売っていますので、購入後は取扱い説明書をしっかり確認の上、設置するようにしましょう



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