ギリシャに翻弄される長期金利 ~2015年6月下旬~
長期金利は突然下がりだし
そして・・・すぐにリバウンドしてみせた
期待させておいて、突き落とす
またかっ
そんな感じがします・・・
これの大きな原因は・・・お騒がせ中のギリシャ
ギリシャは国際通貨基金(IMF)への返済期日を2015年6月30日に控えているのですが、デフォルトといって債務不履行になるのかならないのかという大きな問題を抱えています
このギリシャ問題の回避目的として、比較的安全資産とされる債権が買われ、長期金利は6月19日の終値で0.415%まで下落
しかし、このギリシャ問題が解決されていないにも関わらず、結局はギリシャを見捨てずデフォルトが回避されるのではないかとの期待感から、債権が売られ長期金利が上昇・・・
これが現在までの大まかな動きとなっている
そして、6月26日現在の長期金利は0.485%・・・
お高いですよね
実際、ギリシャ問題はまだ解決に至っておらず、ドイツのメルケル首相は、金融市場が休み明けとなる6月29日朝までが合意の期限だろうとの考えを示しており、6月30日を待たずにギリシャへの結論がでそうだ
ということは、6月27日が重要になってくる
ギリシャはギリシャのままでいられるのか・・・・
はたまた
ギリシャショックを迎えるのか・・・・
一体どうなることやら、、、
そしてこれが2015年8月のフラット35の金利にどう影響があるのか・・・
かなり注目していかなければなりません
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コメント
急に下がってまた一気に上がってきましたね....。
管理人様の上がる予想は的中でしたね 本当に難しい世界ですね 素人には全く分かりません(汗)
投稿: 6月実行者 | 2015年6月26日 (金) 14時31分
6月実行者様、コメントありがとうございます。
先が見えないとはこのことですね・・・
近い将来あるであろうアメリカの利上げの際も、このような動きがありそうで怖いです
投稿: 管理人 | 2015年6月26日 (金) 14時40分
初めまして、いつも楽しく記事を読ませていただいてます!
今後の長期金利も目が離せない状況みたいですね。
特にギリシャ問題ではどういう方向に向かったらどう長期金利に影響してくるのでしょうか?
投稿: 7月か8月実行者 | 2015年6月26日 (金) 15時20分
7月か8月実行者様、コメントありがとうございます。
ギリシャの話は規模が世界なので、一体どう転ぶのやらといったところで、管理人もまさに傍観者です!
投稿: 管理人 | 2015年6月26日 (金) 15時42分
そうですよね。規模が規模ですし予測不能ですよね>_<
今回ギリシャがどうあれ7月の金利にはもう影響はないですよね?
投稿: 8月か7月実行者 | 2015年6月26日 (金) 15時47分
7月か8月実行者様、再度ありがとうございます。
そうですね。今回のギリシャの件で7月のフラット35の金利が、管理人の予想する数字より大きく変動することはないと考えています。
2015年7月のフラット35金利予想 その2
http://flat35.cocolog-nifty.com/flat35/2015/06/2015735-d252.html
投稿: 管理人 | 2015年6月26日 (金) 15時58分