再調達価格の火災保険ですか?~見直しのチャンスは今!~
2008年の保険法成立により、火災保険は大きく変わりました
昔の火災保険は、火災によって支払われる保険金額は時価という考え方で、使用により消耗した分を差し引きし、現状価値相当の保険金を支払うというものでした
つまり、昔の火災保険では建て直しができませんでした
●現在は再調達価格の加入が普通
現在は、同様の建物が建てられる再調達価格で加入するのが普通になりました
再調達価格といっても、物価が上昇していたり、消費税が上がっていたりと、必ずしも同様の建物が建てられるわけではありませんが、支払われる保険金額の差で考えると、昔より今の火災保険商品のほうが優れているということになります
●時価支払の契約は見直しを
古い保険に長期契約で加入したままの人は、再調達価格での契約ではありませんので、不安を残す契約内容のままということになります
万が一のときには役に立たず、何のために加入しているのか分からない
火災保険は入っているから大丈夫と思っていても、古い火災保険契約であれば、一度契約書を見直し、どんな補償内容になっているかを確認したほうがいいでしょう
特に2008年以前に加入した場合、確認を急ぎましょう
昔の商品は、風、雹、雪害などにより損害を受けても20万円未満は対象となりませんでしたが、現在は免責金額を超えると支払われるなど、保険内容も変わっています
●未経過分は保険料が戻る
長期の火災保険を契約している場合、途中で解約すると未経過分の保険料は戻ってきます
解約したら損をするかもという心配はいりません
昔の火災保険に加入している場合は、面倒がらずに火災保険を見直してみることが大切です
補償内容の悪い保険の可能性もありますので、この機会に一度チェックしてみよう
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