5年後、10年後・・・30年後の住宅ローン残高は?
住宅ローンを利用する年齢層は30歳代~40歳代がもっとも多く、35年ローンを組むとローン完済時年齢が60歳を軽く超えてきます
あまり年齢の話はしたくないですが、この30歳~40歳代はもちろん、2015年4月1日現在において53歳までの方は、60歳になっても年金を受け取ることができません
60歳以降も継続して仕事のある方であればいいですが、60歳を超えてくると給料を減らされたりと、生活レベルを落とすことなく返済していけるのかという問題がでてきます
ましてや、仕事がなくなってしまったなんてことになると、年金も支給されない中、ローンを返済はしていかなければならない
と、こんなことが将来が想定されます
次の表は、2015年8月のフラット35SのAプランとBプランの場合になりますが、5年後、10年後・・・30年後のローン残高となります
自分の年齢と照らし合わせ、将来どの程度の残高が残るのか見比べてみてください
結構な残高が残っているかもしれません
●2015年8月のフラット35S(Aプラン)の支払
借入額 | 2,000万円 | 2,500万円 | 3,000万円 |
借入期間 | 35年 | ||
当初金利 | 0.98% | ||
11年目以降金利 | 1.58% | ||
当初月額返済 | 56,270 | 70,338 | 84,406 |
11年目以降 月額返済額 |
60,422 | 75,528 | 90,633 |
総支払額 | 2,487万円 | 3,109万円 | 3,731万円 |
●ローン返済から5年毎のローン残高
5年毎の ローン残高 |
2,000万円 | 2,500万円 | 3,000万円 |
5年後 | 1,754万円 | 2,193万円 | 2,631万円 |
10年後 | 1,496万円 | 1,870万円 | 2,245万円 |
15年後 | 1,242万円 | 1,553万円 | 1,863万円 |
20年後 | 967万円 | 1,209万円 | 1,451万円 |
25年後 | 670万円 | 837万円 | 1,005万円 |
30年後 | 348万円 | 435万円 | 522万円 |
●2015年8月のフラット35S(Bプラン)の支払
借入額 | 2,000万円 | 2,500万円 | 3,000万円 |
借入期間 | 35年 | ||
当初金利 | 0.98% | ||
6年目以降金利 | 1.58% | ||
当初月額返済 | 56,270 | 70,338 | 84,406 |
6年目以降 月額返済額 |
61,227 | 76,534 | 91,841 |
総支払額 | 2,541万円 | 3,177万円 | 3,812万円 |
●ローン返済から5年毎のローン残高
5年毎の ローン残高 |
2,000万円 | 2,500万円 | 3,000万円 |
5年後 | 1,754万円 | 2,193万円 | 2,631万円 |
10年後 | 1,516万円 | 1,895万円 | 2,274万円 |
15年後 | 1,259万円 | 1,574万円 | 1,888万円 |
20年後 | 980万円 | 1,225万円 | 1,470万円 |
25年後 | 679万円 | 849万円 | 1,018万円 |
30年後 | 353万円 | 441万円 | 529万円 |
そこで・・・
●ローン完済時年齢が気になったら
住宅ローンには繰上返済というものが用意されています
繰上返済していくことで、ローンの期間を短縮できたり、月々の返済額を少なくしたりという2種類の繰上げ返済が用意されています
ローン完済時年齢に不安のある方は、下記に繰上返済の記事をご紹介しておりますので、参考にしてみてはいかがでしょうか
・期間短縮型の繰上返済をシミュレーションしてみた ~2015年6月金利適用~
・返済額軽減型の繰上返済をシミュレーションしてみた ~2015年7月金利適用~
また、以前このような記事も書いていますので参考にしてみてください
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