親からお金を借りるなら借用書を作っておこう!
マイホームの資金として親からお金を借りることになったら借用書を作っておこう
ちゃんと返さないと税務署から「贈与なのでは?」と疑われてしまう可能性があります
親子の間柄とはいえ、お金を借りることですから、しっかりと借用書を作っておくことが大切です
借用書に記入するのは、金利や返済方法、返済期間など、そして借りる額に応じて収入印紙を貼り、課税文書としての義務をしっかり守りましょう
●収入印紙の額は借入額によって変わる
借入額 | |
印紙税 | |
1万円未満 | 非課税 |
10万円以下 | 200円 |
10万円超50万円以下 | 400円 |
50万円超100万円以下 | 1,000円 |
100万円超500万円以下 | 2,000円 |
500万円超1000万円以下 | 10,000円 |
1000万円超5000万円以下 | 20,000円 |
●返済の仕方は?
返済は手渡しではなく、面倒でも親の銀行口座に振り込みするようにし返済の記録を残すようにしよう
●税務署からお尋ねがきたら
家を購入すると、数人に1人は税務署から「購入した資産についてのお尋ね」という書類が届きます
銀行の誰の口座からいくら頭金にしたか等、不透明なお金の動きがないかを確認するもので、かなり細かいところまで記入することになっています
その際、親からお金をもらったのではなく、借用書を作成の上、しっかり返済していることを証明できるようにしておこう
●万全を期すなら公正証書に
親子間なので公正証書にする必要性はないと思いますが、しっかりケジメをつけるなら公正証書にするという手もあります
仮に返済が滞った場合、公正証書にしておけば裁判なしで財産を差し押さえることができます
友人等の他人に貸す場合は公正証書にしたほうがいいですが、親子間であれば、ここまでする必要性はないかもしれませんね
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