借りる前に60歳時点のローン残高を確認しよう
住宅ローンは60歳までに完済するのが理想だと思っています
35年ローンの長期で借り、無理のない範囲で繰上げ返済し、そして60歳完済を目指す
変動金利や固定金利選択型住宅ローンは金利が変動するため、
60歳時点の残高を算出するのは難しいですが、
全期間固定のフラット35であれば60歳時点の残高は簡単に算出できます
60歳時点の残高を算出し、自分の年齢と差し引きした年数で割り返した金額・・・
これが繰上げ返済の目安となる年額になります
ただし、この目安となる年額がわかったからといって、無理に繰上げ返済すべきではありません
子供の成長に伴う教育費や万が一の出費に備えるというのも大切です
貯蓄もしながら無理なく繰上げ返済をしていくという心構えが必要ですね
以前、このような記事を書きましたので参考にしてみてください
・期間短縮型の繰上返済をシミュレーションしてみた ~2015年6月金利適用~
・返済額軽減型の繰上返済をシミュレーションしてみた ~2015年7月金利適用~
60歳時点の残高は、インターネットで試算できるサイトを利用したり、銀行に試算してもらってもいいですね
住宅ローンの返済は長期に渡りますので、
石橋をたたき割るくらいの綿密な計画をし、
笑顔で老後を迎えたいものですね
長期金利の動向はこちら
ブログランキングに参加しています
応援いただけると励みになります
●関連情報
ダブルフラットという併用ローンを検討してみよう ~返済額軽減~
現在返済中のカードローンがある場合、フラット35の借入額はどうなる?
| 固定リンク
「その他」カテゴリの記事
- 省エネ住宅購入に最大100万円補助 ~子育て世帯、39歳以下の世帯向け~(2021.11.26)
- 規制緩和で3階建て木造住宅を建てやすく(2021.11.25)
- 住宅ローン減税の見直し検討~控除率1%から引き下げ~(2021.11.18)
- 2021年補正予算で子育て世帯等へ住宅支援を盛り込む(2021.11.16)
- 2021年のECB金融政策決定会合の開催日程(2020.12.22)
コメント
いつもブログ拝見しております。
金利予想だけではなく、このようなフラット35にまつわる貴重なお話もありがたく読まさせていただいております。
投稿: 匿名 | 2015年11月27日 (金) 11時14分
匿名様、コメントありがとうございます。
住宅ローンによる皆様へのリスクを最大限少なくできるような情報を今後も提供していきたいと思っております。応援ありがとうございます。
投稿: 管理人 | 2015年11月27日 (金) 11時20分
管理人、聞いていいですか?
フラット35と変動金利のミックスで住宅ローンを組んでるんですが繰り上げ返済を300万ぐらい考えてるんですがフラットと変動のどちらを先に返済したほうがいいですか?
金利の高いフラットか変動の金利のあがる可能性があるほうか。
投稿: こう | 2015年11月29日 (日) 18時53分
こう様、コメントありがとうございます。
これは借りる時に固定金利と変動金利のどちらを選択しますか?という質問と同じように、管理人的には答えのない質問なのかなと考えています。
変動金利は現在の金利のまま推移したとすると固定金利より多くのメリットがありますが、逆に走ると多大な損失になります。これが将来に渡り読めるかどうかということになりますが、管理人は遠い将来を読めません。
消すリスクの大小どちらを取るかになりますが、リスクの小さい固定金利を消すか、リスクの大きい変動金利を消すか、それは「こう様」次第かと思われます。
答えのない回答で大変申し訳ありません・・・
投稿: 管理人 | 2015年11月30日 (月) 09時11分
返事、ありがとうございます。
あと一ついいですか?
一月に繰り上げ返済をしたいんですが12月末に手続きしてもローン減税に影響はないですか?
投稿: こう | 2015年11月30日 (月) 13時33分
住宅ローン減税とはローンの年末残高の1%分を所得税から差し引くものです。
仮に12月残高が2,000万円だとしたら1%を乗じた20万円分までは所得税はかかりませんが、12月に300万円繰上げたとしたら年末残高は1700万円となり、1%乗じた17万円までは所得税がかからないということになります。
あとは給与から引かれている源泉所得税の合計がいくらあるかです。引かれている所得税が17万円以内なのであれば、繰上げ返済はいつされても問題ありません。
こう様の内情はわかりませんが「年末ローン残高」と「引かれている所得税の合計」を照らし合わせてみるのが一番かと思います。
投稿: 管理人 | 2015年11月30日 (月) 14時00分