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2016年1月 4日 (月)

2016年 長期金利のゆくえ

●2015年の長期金利を振り返る

2015年の長期金利を振り返ると、アメリカの利上げを中心にギリシャ問題や中国人民元の度重なる切り下げ、そして上海株の下落など、長期金利の下落に一役買う話題がとても多かった1年でしたね

長期金利は1年を通じて0.195%~0.545%で推移し、全体的に見ると低空飛行を続けた1年だったといっても良いでしょう

フラット35の金利の指標となるこの長期金利が1年を通じて低かったおかげで、2015年2月には過去最低金利を記録し、1年というスパンで見ても過去最低の1年だったと言えるでしょう



●2016年の長期金利のゆくえ

長期金利の動向に大きな影響を与えるのは2016年もアメリカの利上げだと見ています

2015年12月のアメリカ利上げを皮切りに今後は緩やかな利上げが見込まれてはいるものの、自国の経済状況だけで判断はせず、欧州やアジア、特に経済大国第2位の中国の動向を睨みつつ、緩やかな利上げを目標にしていくのでしょう

しかし、年4回といわれる利上げぺースが確実に実行されていくのかにはちょっと疑問が残ります

アメリカの景気が良かったことを受けての利上げが、このまま継続されていくのか

つまり、このまま景気が上昇していくのかということ・・・

そして、外部環境の影響(諸外国)も踏まえた判断をしていくとなると、場合によっては逆に利下げも視野に入れた展開も想定されるのではないか

こう考えると長期金利は2015年と同程度の幅で推移してくるのかなと見ています

かなり大雑把ではありますが・・・長期金利は変動はあるものの「横ばい」と見ています


●2016年の長期金利レンジ予想

1年を通して0.20%~0.50%付近で推移するのではと管理人は予想しています




長期金利の動向はこちら

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