2017年10月受付分よりフラット35は団信込みの金利へ変更になります!
平成29年10月1日のフラット35申込受付分より、団信の加入に必要な費用を住宅ローンの月々の返済金に含む団信付きのフラット35へと生まれ変わります。
●金利はどれくらい上がるの?
団信込みの新制度フラット35は金利0.28%上乗せとなります
健康上の理由、その他の事情で団信に加入できない場合でもフラット35を利用できますが、上乗せ後の金利から0.20%ダウンでの提供になります。つまり、旧制度のフラット35に0.08%プラスした金利となります。
次の表は、1,000万円を35年のフラット35で借りた場合の新制度と旧制度の比較をしたものです。新制度は従来のフラット35より金利が0.28%上乗せになります。
●団信に入れる場合
借入額 | ||||||
金利 | 月額返済 | 返済総額 | 団信特約料 | 合計 | ||
新制度 | 1,000万円 | 1.40% | 30,130円 | 12,654,600円 | 0円 | 12,654,600円 |
旧制度 現行制度 |
1,000万円 | 1.12% | 28,791円 | 12,092,220円 | 681,000円 | 12,773,220円 |
●団信に入れない場合
借入額 | ||||||
金利 | 月額返済 | 返済総額 | 団信特約料 | 合計 | ||
新制度 | 1,000万円 | 1.20% | 29,170円 | 12,251,400円 | 0円 | 12,251,400円 |
旧制度 現行制度 |
1,000万円 | 1.12% | 28,791円 | 12,092,220円 | 0円 | 12,092,220円 |
団信を含む総返済額だけを見ると、
団信込みの場合は新制度が有利
団信なしの場合は旧制度が有利
という結果になります
新旧いずれにもメリットデメリットはありますが、旧制度を利用したい場合は2017年9月29日受付分がタイムリミットとなりますので早めに申込みしましょう
●2016年、2017年のまとめはこちら●
2016年1月~12月のフラット35金利予想・発表金利まとめ
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